お花見シーズン到来!春を満喫しましょう!

JURIN’s GEO / 埼玉県秩父市 ◇ COE受賞コーヒーが味わえる鍾乳洞そばのカフェ

埼玉県で一番広い市町村である秩父市。四季折々の風景が楽しめる場所で、1年に1回くらいのペースで訪れています。自然の景観や秩父グルメ、温泉を楽しみつつ余った時間でカフェ開拓を行うのが私の秩父訪問のパターン。今回は鍾乳洞の近くにあるというJURIN’s GEO(ジュリンズジオ)へ行ってみました。

場所・外観 

JURIN's GEO◇橋立鍾乳洞の近くにあります
橋立鍾乳洞のすぐそばです

秩父市の上影森、国道140号(秩父往還)から逸れて細い道を進んでいきます。「橋立鍾乳洞」(この時は冬季休業中でした)や秩父地方にある34か所の札所の第28番「石龍山 橋立堂」のすぐそば。車で訪問する場合はジュリンズジオ専用の駐車場が無さそうなので、鍾乳洞の無料駐車場を観光のついでに利用、もしくは鍾乳洞手前にある民間の有料駐車場を利用することになりそうです。

 
リーネ
公共交通機関の場合は秩父鉄道の「浦山口駅」から徒歩10分強くらいの距離。上り坂が続きますので気候が穏やかな時に訪問してみては。
JURIN's GEO◇外観
2021.2 撮影

石灰岩の岩壁に向かい合うようにして平屋の建物がありました。板張りで山小屋のようなのでロケーション的にもぴったりの雰囲気。前身のお店から4年の準備期間を経て2013年4月よりJURIN’s GEOとして営業をスタートさせたそうです。

店内の様子

JURIN's GEO◇店内
2021.2 撮影

入店すると先客が数組。注文を済ませてから許可をいただき空いているところを撮影させてもらいました。小上がりと土間部分が半々くらいの空間使い。いろんな席があるので人数や気分に合わせて席を選べます。席間が広めに取ってあるので感染症防止的にも良さそう。アクリル板の設置などさまざまな対策もされています。

JURIN's GEO◇店内
ゆっくり過ごせそうな小上がり席

インテリアには和の要素を感じる親しみやすい雰囲気。綺麗な花が飾られるなど季節感の演出もあります。BGMはジャズなど。

私が利用した入口側にあった2人テーブル席は窓に向いており、岩壁を眺めながらティータイムが過ごせます。この巨大な石灰岩の岩壁は80mほどもあり、約2億年前に南洋の火山帯で成長したサンゴ礁がもとになっているそうですよ。

 
リーネ
こんな山の中に海由来の岩壁があるなんて自然の神秘に感動しました。ちなみに店外にも席があり、さらに自然を感じつつお茶が楽しめそうです。

メニュー概要

<2021.2 訪問時>
○ フード サンドウィッチ
○ スイーツ プリン、パンケーキ、アイスクリーム、かき氷(夏季限定)、パフェ(期間限定)など
○ ドリンク コーヒーと自家製シロップドリンク

価格帯は他の珈琲店に比べると高めです。提供するコーヒーの豆はCOE(カップオブエクセレンス)という品評会で入賞したものを使用。ちなみにCOE受賞豆は世界に流通するコーヒー豆の0.001パーセントという希少さでオークションで高値で取引されているそうです。お値段なりの理由があるのですね。

 
リーネ
私もコーヒーに詳しくないのでCOEは初めて知りました!第一選考がスペシャルティーコーヒーの最低基準を満たしているかという厳しさ。COEカップ評価が87点以上が受賞ラインなのだそうです。興味のある方は詳しく調べてみてください。
JURIN's GEO◇練乳とカラメルの淡雪
「練乳とカラメルの淡雪」 2021.2

夫が注文したのはミニかき氷とCOEアイスコーヒーが合体した「淡雪」という名物メニュー。まずはそのままかき氷を楽しみ、氷を食べた後にコーヒーを注いでアイスコーヒーを楽しむというもの。かき氷はやさしいカラメルミルク味で、コーヒーは浅煎りと思われるさわやか酸味とすっきりした後味。雑味が少なくクリーンでおいしいアイスコーヒーでした。これがCOE豆の実力なのかな?

 
リーネ
ただしかき氷がけっこう固められていたためスプーンが入りづらく、とても食べにくかったです・・・。形を作ったりシロップで沈まないために多少は仕方ないんでしょうけどね~。
JURIN's GEO◇聖地のマンゴー
「聖地のマンゴー」 2021.2

私が注文したのは自家製シロップの水割りだというマンゴージュース。インド産のアルフォンソマンゴーを使っているそうで、かなりとろっと濃厚な甘さ。一気にごくごく飲みたくなるのを必死でこらえつつじっくり味わいました。夏にはこのシロップがかき氷で楽しめるそうですが、きっとおいしいに違いない。

JURIN's GEO◇きみのプリン
「きみのプリン」 2021.2

この時は残念ながらパフェが無い期間だったため、スイーツは軽めにプリンを。器に入っており柔らかくミルク感が楽しめるタイプです。甘めなのでお子さんにも好まれそう。クッキーが2種類付いていましたがそちらもとてもおいしかったです。

JURIN's GEO◇店内
こだわりとおもてなしが詰まったお店

インパクトある見た目の淡雪や注文した品に添えられるお花など「写真映え」する要素が満載だったのが意外でした。流行を意識しているのかなと思いましたが、この記事を書くために調べてみましたら映えという概念が定着する前から実施しておりおもてなしの一環のようで。時代がこのお店に追い付いてきたというのが正しいのかもしれませんね。

こだわりのコーヒーやフードを楽しみながら、秩父の豊かな自然に囲まれ四季を感じることができるお店。貴重なCOE受賞豆が楽しめるのでコーヒーがお好きな方はもちろん、秩父観光の際の休憩にもおすすめです。

 
リーネ
今回は鍾乳洞が冬季休業中で入れなかったので、いつかまた訪問してみようと思います。

店舗情報

JURIN's GEO◇看板

JURIN’s GEO(ジュリンズジオ)
埼玉県秩父市上影森673-1
https://jurinsgeo.jimdofree.com/
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※駐車場:近隣の駐車場を利用
※秩父鉄道「浦山口駅」から徒歩12分程度
※キャッシュレス決済:利用可能
(最新の情報はお店のSNS等で確認してください)

おまけ:今回の秩父観光

今回の秩父観光のメイン、あしかくぼの氷柱2021。冬に秩父に行くことは無かったのでこの氷柱イベントの存在をずっと知りませんでした!密を避けて早くから訪問、人も少なくゆっくり楽しめました。夜のライトアップもいつか見に行きたいな。

お昼は「和食と豚みそ丼 ちんばた」でわらじかつと豚みそ漬の両方が楽しめるW丼を食べました。カツはサクサク、みそ漬や焼き目が香ばしくボリュームもあっておいしかった!高台にありお店の雰囲気も良し。しかし冬は店内がちょっと寒いので(通気性が良さそう)厚着推奨です。

ランチの後は「聖神社」へ。この辺りで純度の高い自然銅が産出されたことがきっかけとなり日本初の貨幣である和同開珎が発行されたとか。歩いて和銅遺跡の方にも行ってみましたが上り坂でけっこうな運動になりました。

 
リーネ
我が家から秩父までは片道3時間弱かかるため、このように観光がてら行く地域です。過去に訪問した秩父カフェについては前ブログの記事をご覧ください。

カフェラバーLeene(リーネ)のカフェ日記。いろんなカフェに行きたい派。…

JURIN's GEO◇埼玉県秩父市
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