栃木県の有名温泉地である鬼怒川。温泉以外にも東武ワールドスクウェアや日光江戸村など観光も楽しい場所ですが、個人的にカフェのイメージはあまり無いのでお茶できるスポットがもっと増えるといいな~と思っていました。
お土産用からご自宅用まで幅広いニーズに対応するお菓子を扱う「鬼怒川 お菓子の城」(サイト)の中に、キヌガワコーヒーという新しいカフェが2021年3月22日にオープン!お菓子の城のオリジナルスイーツとコーヒーが一緒に楽しめます。
場所・外観
鬼怒川バイパス(国道121号)沿いにある商業施設なので、観光で訪れる方にも分かりやすい場所。広めの駐車場があるので車での訪問が便利。電車利用の場合は最寄り駅から徒歩20分程度かかるので、鬼怒川温泉駅から日光江戸村行きのバスを利用するのが良さそうです。
南側にキヌガワコーヒー専用の出入り口がありました。私はここに気づかずお菓子の城の出入り口から入りましたが、お菓子販売スペースと区切られていないのでどちらから入っても大丈夫でした。
店内の様子
初めにレジにて注文と会計を済ませ、許可をいただき撮影を。一段高くなったキッチンを囲むような客席配置で、テーブル4卓とキッチン向きカウンター3席。
黒やダークブラウンなど落ち着いた色調でまとめられています。店内のレンガ等はさすがに壁紙でしたが、ポスターなどオールドアメリカンなテイストが加えられていてなかなかおしゃれ。BGMは洋楽でした。
さらに店外にはテラス席が3卓あり、ここですとペット連れでの利用も可能だそうです。
メニュー概要
コーヒーのメニューが充実。ブレンドもありますが希少な豆も限定で扱っていました(この時はコスタリカ ゲイシャ)。スイーツは洋菓子中心で和菓子もあり。軽食は少しだけなので、基本的にはお菓子とコーヒーを楽しむラインナップです。
この時はアレンジコーヒーが飲みたい気分でしたのでカフェモカを注文。こちらのエスプレッソ系メニューはグァテマラをダブルで使用するそうですが、チョコソースの甘さが思いのほか感じられました。
スイーツはお菓子屋さんならでは、オリジナリティのあるものが良いなと目に留まったのが「あんあつ盛バターどら焼き」。名前からはどんなスイーツなのかちょっとイメージしにくいですが・・・
「あんあつ盛」ってこういうこと!どら焼きの皮が浮いちゃってます(笑)。北海道産の小豆を使った自家製の粒あんだそう。カルピスバターもなかなかの厚みでインパクト満点。あんこだけを口に運ぶターンがもちろんありますが、甘さも程よくコーヒーとも合いました。
コーヒーメニューの充実したラインナップに、コーヒーに対する本気度が感じられました。お菓子販売のお店とコーヒーは相性も良いですし、地元の方に新たなニーズが開拓されていくと良いですね。商業施設内のカフェなので何かと時間に追われる旅行中の日程にも組み込みやすいと思います。地元のコーヒー好きの方にも観光の休憩に立ち寄る方にもおすすめできそうなお店でした。
店舗情報
湯西川温泉に宿泊(2021.7)
初めて訪れた湯西川、道も広く整備されていたのでそれほど苦労することなく到着できました(2019年に行った奥鬼怒温泉に比べたら断然楽ちん)。今回は「彩り湯かしき 花と華」(公式 / じゃらん)さんにお世話になりました。リーズナブルなプランでしたがツルツルになるアルカリ性の泉質が良く、懐石プランのお料理も工夫がありお値段以上の満足感がありました。
湯西川温泉は壇ノ浦の戦いに敗れた平家がこの地に落ち延びて温泉を発見したのが始まりとされる「平家落人伝説」の郷。藁ぶき屋根の民家を移築して復元した「平家の里」(サイト)を観光しました。哀愁漂うBGMが流れており、なんとなく源氏の方が好きだった私も物悲しい気持ちになりました。自然に囲まれた綺麗な場所でしたので、秋の紅葉の時も素敵でしょうね。冬にはかまくら祭が催されるそうで、いつか見に行ってみたいものです。