埼玉県の大宮に2019年7月26日、素敵なお店がオープンしました。名前は喫茶 湊(みなと)。同じさいたま市のカフェに勤務していた経歴を持つ女性店主さんが営業しています。
◆再訪記事を新ブログにてアップしております。https://cafeloverblog.com/kissaminato新…
新しい生活様式での営業
入口の窓を開け放ち、テーブルはゆとりを持たせた配置に。密を作らないように席の指定が少々ありました。2020年12月時点では予約制とフリー入店の併用ですが、予約するのが確実です。2人までの利用、滞在時間最大60分など。予約方法はインスタグラムの「#喫茶湊ご予約方法」を参照してください。
場所・外観

大宮駅東口から正面の道をまっすぐ、らーめん一代元のとなり。歩くと16分ほどかかりますのでバスを使うと楽です。駐車場はありませんので車の場合は近くのコインパーキングへ。白にパリッと映える黒いドア・窓が特徴の外観。
店内の様子

許可をいただいて空いているところを撮影。逆光で暗い写真になってしまっていますが白とグレーのツートンカラーの空間にアンティークの家具が置かれた、かわいらしくも気品があっておしゃれな店内です。客席はすべてテーブルで全6卓。テーブル上に封筒が置かれており、この中にメニューが入っているという仕掛けがまるでお手紙のようで素敵。
メニュー概要
食事系メニューはお休み中ですが、代わりにパンを使った軽食が少しあります。人気のソーダは冬でもメニューにありましたが、店内の温度的に注文するには寒いかも。
訪問記録
2度目の訪問(2019.11)

こちらは2019年秋に訪問した時のもの。栗のアイスクリームがベースになった冷たいモンブラン。風味の良い栗のクリームに、黒糖クルミがアクセントに。渋皮煮がねっとりとした食感でおいしったです。こちらのコーヒーは祐天寺の「coffee caraway」の豆で、キャトゥルール(Quatre-Heures)を。深煎りでしっかり苦くスイーツにぴったりでした。
3度目の訪問(2020.6)

コロナの影響で営業自粛の後、2020年6月は完全予約制での営業でした。4,5月のいちごが楽しめるタイミングで営業休止となってしまったためか、6月でもまだいちごのメニューを提供してくださっていました。ドリンクは暑さに負けて冷たいドリンクからさわやかなレモン主体のクリームソーダに。たっぷりのレモンとフレッシュなパイン、そこにアイスクリームまでのってしまうとは・・・おいしくないわけがありません。

クレームダンジュはふわふわのレアチーズケーキのようなスイーツ。苺のスープはしっかり濃厚なベリーの味で口の中がああ幸せ!ライムの酸味を加えると一気に夏らしい味にも変化します。
4度目の訪問(2020.8)

桃のメニューが始まったので、予約を済ませて訪問。思いがけずピーチメルバがありましたので方向転換。酷暑と空腹で思わずアイス付きのドリンクに飛びついちゃいました。ジャスミンティーベースなのでさわやかな夏らしいミルクティー。はじめはアイスと楽しみ、アイスを食べきってからはシロップで甘さを付けてゆっくり味わいました。

フレッシュな食感、風味を残したコンポートにアイス、ラズベリーソースと土台にサクサクパイ。桃の風味を残しながら手を加えてあってシンプルにおいしいひと皿でした。角切りのフレッシュな桃がすごく甘くてびっくり!元の素材も良いのですね~。
5度目の訪問(2020.12)

いちごのメニューが始まったので予約して訪問。タルトもありましたがパフェのようなグラスデザートにしました。飲み物はいちごとの相性を考え和紅茶を。吉野園の琥珀の茗という茶葉だそうで、渋みが少なく繊細でまろやかな風味が楽しめます。

出始めのいちごなので酸味はあるものの、十分甘くておいしい。コクのあるマスカルポーネクリームやメレンゲ、ピスタチオアイスなどシンプルな構成でいちごを引き立てます。食べ進めていくとぐっと大人味に。底に入る白ワインゼリーで印象がガラリと変わりました。
旬の食材を使ったメニューが魅力的なお店。そして緊急事態宣言での休業明けから予約制を続けており、時々ドアを開けて換気もされている。感染症対策をしっかり取っていることにも好印象です。機会を見てまた再訪したいと思います。
店舗情報
