さいたま市南西部、日本で最大級のサクラソウ自生地がある自然豊かな桜区にてLJ cafe(エルジェーカフェ)が2021年4月3日にグランドオープンしました。店名のLJとは“Link”と“Joy”。繋げる場でありたい、繋がっていくことをみんなで楽しみたいという想いが込められているそうです。
場所・外観

県道57号(さいたま鴻巣線)沿い、飲食店やスーパーなどと住宅が混在する場所にあります。徒歩10分ほどの距離には埼玉大学があるので学生さんも多く住んでいるエリアなのかな?お店の前が駐車場になっているので車での訪問が便利。このカフェになる前はPantech(パンテック)というお店だった建物です。以前と変わらぬ平屋の一軒家ですが、ひさしや看板などは付け替えられシックな雰囲気になりました。
店内の様子

先に注文と会計を済ませるスタイル。その後に許可をいただき少し撮影させてもらいました。入って左側は販売スペース。おいしそうなパンやサンドウィッチ、お弁当が並んでいます。前身のPantechの流れを汲んでいるらしくクロワッサンの種類が豊富でしたね。テイクアウトで利用するお客さんも続々いらっしゃっていました。

右側がイートインスペースになっています。木のぬくもりが温かくナチュラルな雰囲気。窓が大きいので光が良く入り、天井が高いので開放感も○。テーブルは2人掛けのものが8卓ほどありました。店外のひさしの下にテラス席も数卓あり、そちらはペット連れでの利用もOKだそうですよ。BGMは洋楽でした。
メニュー概要
ケーキなどのスイーツ類は無し。店員さんにお尋ねできなかったので推測ですが、ランチタイム外に利用する場合は、店内販売のパンとドリンクを合わせるなどの楽しみ方ができるのかなと思われます。(ランチタイムのイートイン利用はランチ注文の方が優先だそう)

早めのランチタイムに訪問し、ランチを前菜とドリンクが付くセットで注文しました。このお店ならではのメニューを味わいたかったのでグリーンスムージーを選択。木曽ファームの小松菜を使用しているそうで、シャリシャリ感の残る攪拌具合。バナナの風味とおそらくはちみつの甘さが感じられ、野菜の味はまろやかなので飲みやすいです。

続いて前菜が運ばれてきました。大胆にカットされたニンジンなどの生野菜を、自家製だというお味噌でいただくもの。野菜の新鮮さに自信があるからこそ出せるスタイルですね~。コリッとした歯ごたえで瑞々しく、野菜そのものの甘みを旨味が強い味噌が引き立ておいしかったです。

ランチは7種類あり迷いましたが、チキン南蛮にしてみました。お皿の半分を葉物野菜中心のサラダが占めるというヘルシーさがうれしいですね。デリも3種ほどのっています。

チキン南蛮は竜田揚げのタルタルソースがけといった感じでしたが、濃すぎずちょうど良い味付けでご飯が進みました。ご飯のボリュームにも満足感がありましたので男性の方も楽しめるかなと思います。

始まって間もないお店、今後の活動の広がりにも期待ですね。この場所でこれからも楽しい繋がりが生み出されていくことでしょう。今や感染症時代でソーシャルディスタンスの概念が定着していますが、物理的な距離は保ちつつ精神的な繋がりを大切にしていきたいものだと思いました。今回はランチでの利用でしたが、並んでいたパンもおいしそうでしたのでまた訪問してみたいと思います。
店舗情報
