日本初の飛行場が開設されたことから「日本の航空発祥の地」としても知られる埼玉県所沢市。駅西口のロータリーからはプロぺ商店街(サイト)という飛行機のプロペラにちなんで名づけられた、チェーン系のお店が中心に集まる賑やかな通りが続きます。
プロぺ通りの北側、コンビニとハンコ店の間の細い路地に入ると雰囲気が一変します。うらトコ通りと言うそうですが近年では珈琲店が続けてオープンし、まさに「コーヒーストリート」となりました。そして2020年11月28日、MITARU COFFEE(ミタルコーヒー)という新しいコーヒーショップがオープン!店名はスペシャルティコーヒーの3か国のブレンドの「三樽」、そして満ち足りるの「満足る」という2つの意味から名付けたそうです。
場所・外観

プロぺ通りから逸れるとすぐにあるおしゃれな一軒家。この立地ならビルが建ってもおかしくなさそうですが、一軒家というのが良いですね~。所沢駅西口から歩いて4分ほどなので電車でのアクセスが便利。私は車で訪問、駐車場は無さそうなので近隣のコインパーキングを利用しました(周辺の駐車場は混雑しがちで満車のところも多かったです)。

黒い屋根のスタイリッシュな印象を受ける外観です。ひと際目を惹く独特な外壁はいぶし瓦だそう。外壁に瓦を使用するなんて個性的で格好良いなあ。
店内の様子

店内に入ったらまず席を確保し(席札等が見当たりませんでしたのでちょっと不便)、レジにて注文と会計を済ませるシステムでした。許可をいただき空いている箇所を撮影。アメリカ西海岸をイメージしたという空間はかなりの客席数が用意されています。素敵な絵画が飾られ、アイアン家具が整然と並ぶ様子が圧巻でした。

天井が高く、意外と奥行きもあり広々としています。奥の方には大きめのテーブルやベンチシート席があるようです(先客がいらっしゃったため写真無し)。段差がありますがスロープも設置されていました。BGMはゆったりした雰囲気の洋楽。

さらに入口横を進んだところに小さなテラス席(ペットと入店可能)がありました。ここはテーブルの大きさを考えると、ひとりのんびりするのが良さそうかな。
メニュー概要
コーヒーは自家焙煎。ケーキはチーズケーキやタルトなどがショーケースに並んでいましたが、内容は定期的に変わるそう。モーニングセットはAM8~11:00にトーストかサンドウィッチを注文するとサラダとゆで卵がセットで付いてくる形式です(ドリンク別)。

モーニングセットの時間内だったためトーストを注文してみました。モーニングにはドリンクは付かないので別注文する必要があります。所沢は狭山茶の産地ということもあり抹茶ラテにしてみましたが、苦みと甘みのバランスが良くおいしかったです。

パニーニのような独特な焼き目の付いたトーストですが、こちらでは「スピーデライト」というハイスピード・ホットサンドメーカーを使用しているそうです。表面はパリパリですが、中はもちっとしていて好み。あんこは同じく所沢市にある「酵母パン&手づくりあんこのお店 いちあん」のもの。やさしい甘さでバターの塩気との相性もバッチリ。モーニングサービスのしっかり固ゆで玉子と和風ドレッシング?のサラダもおいしかったです。
お若い店員さんが多く、おしゃれな空間と相まってフレッシュな印象。郊外にあるお店のように開放感のある空間がとても素晴らしかったです!平日の早めの時間だったこともありのんびり過ごせました。駅近くの好立地なので混みあう時間帯もありそうですが、全部で80席以上あるので密を避けながらコーヒーが楽しめそう。ミタルコーヒーのオープンでさらに充実した所沢コーヒーストリート、今後も楽しみです。
店舗情報
