浦和と越谷を結ぶ国道463号線、越谷浦和パイパス(浦越バイパス)の側道沿いに気になるお店を発見しました。お店のサイトを拝見しますとバリ島のリゾートをイメージしたカフェだそうで、気になったので行ってみました。PAN CAFE Gii(パンカフェギー)という2014年12月にオープンされたお店。
新しい生活様式での営業

入店時の手指の消毒の徹底、カトラリーはしっかり袋に入れられて提供。マスク入れのビニール袋は各自で持ち帰りなど、かなりピシッとした感染症対策がなされていました。パンの販売も現物は並べられておらず写真を見て選ぶ方式でした。(2020年9月訪問時の情報です)。
場所・外観

「中尾陸橋下」交差点、第二産業道路から浦越バイパスへと向かう側道沿いにあります。駅からは遠いので車が便利ですが、交差点近くにすぐ入口があり、気を付けないと通りすぎてしまうと思われます。駐車場は3台ほどありますが、敷地が狭いので駐車難度は高め。
店内の様子

許可をいただき、空いている部分のみ少し撮影を。暖色系でまとめられ、ガラス張りで明るい店内です。テーブルや椅子はバリ島でオーダーメイドしたものだそう。ランプシェードや椅子のカバーなどにも南国の温かみが感じられます。客席はテーブルのみで5卓ほど、大きめのテーブルが多くゆったりと過ごせそうです。BGMは洋楽など。

屋根付きで雨でも大丈夫そうなテラス席もあります。ほぼ壁で囲われているので開放感は少ないですが、自然の風を感じながら食事やお茶を楽しめるのは良いですね。
レジ付近にはパンや焼き菓子のコーナーもあり、購入のみのお客さんも多かったです。食パンや菓子パンなど種類もいろいろあるようで。また店名にもなっているギーオイル(純度の高いバターオイル)も販売しているそうです。
メニュー概要
お店のイチ押しメニューであるチーズフレンチトーストはランチタイムのみ食べられます。逆にスイーツ系のフレンチトーストはティータイムのみの提供ですので、お目当てのメニューがある場合は訪問時間帯にご注意を。

ランチタイムに訪問、スープから。おそらく冬瓜のスープかな?けっこうしっかりめの味付け。

この日のスペシャルランチ(日替わり)が通常のチーズフレンチトーストをグレードアップしたものだったためそちらを注文しました。バタートップという山型のパンを使ったフレンチトーストにホワイトソースとハム、そして2種類のチーズがとろりかけられた特別バージョン。

パンの上だけでなくお皿にもチーズがたっぷり!好きな方にはたまりませんね~。フレンチトーストの優しい甘みとハムやチーズの塩気、まろやかなホワイトソース。カロリー的には・・・ですが、たまにはと思いっきりチーズを堪能、おいしくペロリ!ビネガーの効いたサラダが口をさっぱりさせてくれるのも◎でした。

こちらのアーモンドタルトは雑誌「BRUTUS」の日本一のお取り寄せ・タルト部門に2位で掲載された逸品なのだそうで!そう言われちゃうと食べたくなる仕方のない心理で追加注文。ランチに付いた紅茶は3種類から選べてセイロンを選びました。

この日のアーモンドタルトは愛知の西尾抹茶。しっとりめの生地はかなり濃い緑色をしており、食べてもしっかり抹茶味、シンプルですがおいしい。紅茶が無糖で提供されたのですが抜群の相性でした。
しっかりと感染防止対策を取りながら営業されているため、ピリッとした空気が漂う瞬間があったようにも感じました。コロナ禍で営業されていく上では仕方ないことだと思いますので、お客の側も気を付けないといけませんね。早く状況が落ち着いて、このお店のイメージであるバリ島のリゾートのようなゆったりとした雰囲気が心から楽しめるようになると良いなと思いました。