越谷市の蒲生中央通り商店街でカフェ ぴんころのなえという自然食カフェと出会いました。2015年8月に自然食品店として開業し、2019年1月にはお客さんの要望もありイートインスペースを併設。2020年11月には店名に“カフェ”を付け、より入りやすいお店へとリニューアルしたそうです。
場所・外観

蒲生中央商店街沿い、マツモトキヨシ隣のビルの1階。通り沿いにはコインパーキングがありますが奥の方に緑色の大きなフラッグを見つけました。リニューアルに伴って新しく取り付けたというお店の新しい顔。

入口はこちら。自然食品店からカフェになったことでより気軽に入店できる雰囲気となり、サラリーマンの方など新しいお客さんも増えたとのこと。

駐車場はフラッグの前に1台停められるそうです。(写真奥に映っている車は店主さんのものなので、その前に停めてOKとのこと)
店内の様子

女性店主さんがおひとりで営業されています。許可をいただいて少し撮影を。入口左側には無添加の調味料や食料品、環境にやさしい日用雑貨などの販売スペースとカウンター席があります。もちろん販売だけの利用も可能。歯科衛生士の経歴がお有りの店主さんは自然食と出会い体質改善等につながった経験から、自然食品店を開業しようと思われたそうです。

右側はテーブル3卓。開業当初はこの部分は倉庫のように使っていたそうですが、お客さんの要望もありカフェスペースを始められたとか。緑色のものが使われてほのぼのとした温かみのある雰囲気です。BGMはノスタルジックなオルゴール曲。
メニュー概要
店内で販売もされている安心・安全な自然食品を使った食事がいただけます。ドリンクはからだを温める飲み物として玄米コーヒーやたんぽぽコーヒー、生姜紅茶などが揃っています。
訪問記録
初訪問(2020.12)

具だくさんみそ汁と雑穀米おにぎり2つ、漬物や小鉢、自家製豆乳ヨーグルトが付いたぴんころご膳を注文しました。おみそ汁の器がかなり大きい!根菜類など具もたっぷり入っていておいしいし、けっこう食べ応えがありました。豆乳ヨーグルトにはジャムの他にはちみつも付けてくださるので、好みの甘さで食べられます。

おにぎりにのせる具を4種類から2つ選べるので、自家製だというえごまとひしおみそにしました。プチプチと食感良く香ばしいえごまと、やさしい醤油味のするひしおみそ。どちらも素朴な味でおいしかったです。

食後にランチにセットできるオーガニックコーヒーを追加。苦みが穏やかでブラックでも飲みやすいお味だと思います。
2度目の訪問(2021.1)

前回訪問時に越谷グルメ応援クーポン(同じお店でのみ利用可能でした)をいただいていたので期限切れになる前に再訪し、カレーをいただきました。3種類ありましたがひよこ豆のカレーを選択。辛くはありませんがカレーリーフが入るなどスパイス感あり。ひよこ豆もゴロゴロ入ってヘルシーだけれどボリュームもなかなかでした。

食後にスムージーを追加で。にんじんやトマトがベースになった野菜ジュースとバナナのミックス。バナナ感よりもにんじんやトマトの味が強くさっぱりしておいしかったです。
店名に込められた思い

偶然に通りかかって入店したこのお店。初めて聞いた不思議な響きの店名が気になったので会計時に店主さんにお尋ねしたところ、健康寿命の長さを表す言葉“ぴんぴんころり”が由来とのこと。ぴんぴんころりという人生の苗を植えるためのお手伝いができれば、という願いが込められているそうです。幅広い年代の方にいらしてほしいということでカフェにリニューアルしたのだとか。
お店のテーマ的には大人の年代の方向けかなとは思いますが、カフェという形で気軽に身体に良いものを味わえたり体験できたり情報が得られたり。お若い方もぜひ訪れてみて欲しいと思ったお店でした。
店舗情報
