栃木県宇都宮市に隣接する上三川町(かみのかわまち)。350年もの間さかえたお城があったという上三川城址公園では4~10月の毎月最終木曜日にフードイベント「城址ナイト」が開催されていました(※コロナ禍で休止中)。その城址ナイトへの出店がきっかけとなり2019年1月19日にオープンしたのが Butch cafe(ブッチカフェ)。ぶっちゃんという愛猫の名前が店名の由来だそうです。
場所・外観
上三川城址公園から近い住宅地に溶け込むようにありました。ご自宅の一部をDIYで改装されたそうです。駐車場はお店の前に2台分と、近くの幼稚園の職員用駐車場が空いていれば利用できるそうです(場所は お店のインスタグラム でご確認を)。 公共交通機関の場合はJR宇都宮駅や石橋駅からバスを利用し徒歩5分ほどでたどり着けそうです。
店内の様子
ドアを開けると女性店主さんがにこやかに迎えてくださいました。許可をいただき空いているところを撮影。お店造りに2年かけたというDIYの温かみが感じられ、かわいらしい雰囲気です。BGMはゆったり曲。キッチン向きのカウンターとテーブルひとつというこぢんまりとした空間でしたが、別な場所にも客席があるそうなのでそちらに行ってみることに。
いったん外へ出て、入口隣にあるサンルームも客席になっていました。横並びの2人席がふたつ。訪問したのは12月でしたがここは日差しが良く入りぽっかぽか。窓はご自由に開けてくださいねと店主さんからお気遣いいただき快適に過ごすことができました。サンルーム席のBGMは無し。
メニュー概要
ランチはなく、軽めのフードとスイーツが中心のラインナップ。店主さんが台湾大好きなのだそうで台湾風のフードが揃っています。日替わりのスイーツの詳細はお店のインスタグラムでチェックを。コーヒー豆は小山の「Cafe FUJINUMA」のものを使用しています。テイクアウトもできます。
3種類ある台湾風軽食の中から台湾風おぼろ豆腐スープ(シェンドゥジャン)を。それとショーケースに並んでいたスコーンがおいしそうだったので注文しました。
ふるふるの豆腐のようなものがたっぷり入りまろやかですが、お酢の酸味やラー油の辛味も楽しめておいしい!他には桜エビやザーサイ、小ねぎが入っています。もっと大きな器でたっぷり飲みたくなっちゃいました。
角形のスコーンは表面はサクッと、中はほろりとしており私好みの食感。メープルの優しい甘さとクルミの風味も合いおいしかったです。他の種類のスコーンも食べてみたいな。
コーヒーはお店の名前が付いたブレンドにしました。おそらくフレンチプレスで抽出かな? 苦みが穏やかで全体的にまろやか、ブラックでもおいしく飲めるタイプだと思いました。
この訪問は2021年の年末。師走の慌ただしさもひと段落し、あとは実家に帰って新年を迎えようと帰省の途中で立ち寄りました。すでに年末年始のお休みに入っていたお店も多かった中、以前から気になっていたこちらが営業していると知りすぐ訪問を決めました。女性店主さんはとても感じが良い方だったし、おうちカフェならではの温かみがあってのんびりできたので行って良かったな~。お店のインスタグラムにはおいしそうなスイーツの写真がいっぱい載っており、他の台湾風の軽食も気になるのでまた立ち寄ってみようと思います。
店舗情報
●カフェめぐりにおススメ!近くのお店●
・ coffee LARAMIE / 心温まるトレーラーハウスの喫茶店