福島県の県庁所在地、福島市にも素敵なカフェが数多。カフェがお好きな方にぜひ注目して欲しい場所です。
今回は、2025年5月22日で創業10周年を迎えるという 伏見珈琲店(ふしみコーヒー店)を訪れました。
場所・外観

伏見珈琲店があるのは福島交通飯塚線の「曾根田駅」の駅舎内。創業したのは別な場所でしたが、2022年4月29日に移転して駅カフェとなりました。
飯坂線で福島駅からひと駅なので、アクセスしやすいですね。福島駅からも徒歩10分ほどで到着できそうです。

駅入口の左側に、伏見珈琲店の入口がありました。レトロな雰囲気が漂っていて良い感じ。
車で訪れる場合ですが、お店の駐車場は無いので、周辺のコインパーキング等を利用することになります。
駅の向かい側に商業施設「MAXふくしま」があるので、そちらにお買い物ついでに停めるのも良さそうかな?
店内の様子
開店の数分前に到着すると、マスター(伏見さんとおっしゃるらしい)が店前の打ち水など、開店準備の仕上げをされているところでした。
時間となり、一番乗りで入店。マスターとマネジャーの娘さん、おふたりで営業していました。

許可をいただき店内を撮影しました。白と茶色が基調の、落ち着いた空間。
客席はテーブル4卓と、キッチン向きのカウンターが5席ほど。
4人席はひとつだけでしたので、少人数で訪れた方が利用しやすそうな印象です。

窓には青と白の、ひだが美しいカーテンが付けられていて、さわやかさをプラス。
また、ところどころに猫やジブリを想像できるものがあり、思わずにっこり。遊び心が感じられて良いですね~。
この訪問時のBGMはジャズでした。
メニュー概要

コーヒーの種類が豊富。ハンドドリップ、エスプレッソマシン系どちらもあります。
コーヒー以外の飲み物もいろいろあるので、コーヒーが苦手な方も問題なく利用できそうですね。
またスイーツの種類が豊富で、個人的には練り切りがあったのが驚きでした。

福島の桜はすでに終わっていましたが、伏見珈琲店にはまだ桜を発見! 思わず注文しちゃいました。
さくらのタルト(575円)と、興味を惹かれたつぶあんコーヒー(825円)。

桜の葉が練りこまれた桜あんが綺麗に盛り付けられ、オープンハートのチョコがワンポイント。
中はクリームと芯代わりのレーズン? 土台のタルトは固めでサクサクでした!
コーヒーに合いそうな、甘さもしっかりのスイーツ。

つぶあんコーヒーは、粒あんが沈んでいるので混ぜて飲むのは想像通りとして・・・意外にもバニラアイスが浮かんでいた!
コーヒーは熱いので、時間が経つと溶けてカフェオレのようなお味に。スイーツのようにも楽しめる一杯でした。
私にしてはちょっと甘めの組み合わせになりましたが、どちらもあんこを使ったメニューだったので、親和性が高かったです。

店内に流れるジャズに混じって、踏切のカンカン音が聞こえるタイミングもあり。駅舎カフェならではの雰囲気が楽しめました。
時々、カウンター横にある小窓からお客さんの対応をしているご様子だったので、退店してから曾根田駅の中へ行ってみましたら・・・

待合室の方からも、コーヒーやケーキが購入できるようにつながっていました!これは便利だなあ。
カフェでゆっくりする時間が無い時でも、コーヒーの購入が気軽にできそう。

しかも曾根田駅のホームには、東急電鉄から譲り受けたという旧車両7000系が移設保存されていました!これは知らなかった~。
1号車は待合所、2号車はなんと、Wi-Fiや電源、照明ありで飲食も可能な木製デスク&チェアが備えてあるとか!
(曾根田駅利用者は無料、鉄道に乗らない場合は入場料を払えば利用できるそうです)
コーヒーをこのナナセンで飲むのも良いだろうな。いろいろな楽しみ方ができる、駅舎にある素敵な珈琲店でした。
店舗情報

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