栃木県の観光名所のひとつ、那須高原エリアに2020年9月11日にオープンした カフェ杉と胡桃(すぎとくるみ)。
福島県の大内宿にある「金太郎そば山本屋」(サイト)の那須店となるカフェ。会津の天然くるみの味を多くの方に知ってもらいたいという思いで始められたそうです。
場所・外観

那須街道の「田代小前」交差点を曲がるとすぐにあります。店名入りの看板も大きめなので見つけやすい(那須街道からはさすがに見づらいかな)。
韓国料理とラーメンのお店だった建物を、ガラス張りのおしゃれなカフェへとリノベーションしました。
駐車場はお店の前と、竹林の間を入った店舗裏手にもあるので車でのアクセスは良好。
公共交通機関を利用する場合は、JR那須塩原駅か黒磯駅からバスで行けます。那須高原内の移動は関東自動車の観光周遊バスにて。【関東自動車のサイト】
店内の様子

店内へは靴を脱いで上がります。許可をいただき撮影させてもらいました。
柱や床、そしてテーブルや椅子にと、杉を中心とした天然木がふんだんに使われ、とても温かみがあり素敵!
レジ前には物販スペースもあり、味噌や乾麺、天然くるみやくるみクッキーなどを購入できるのでおみやげにも良さそう。会津の漆器や、赤べこならぬ「プリンべこ」も販売しています。

西側には2人席やソファーもありました。茶色が基調でとても落ち着きがあって、まるで林の中にいるよう。テーブルの間隔もゆったり広く取られ、心地良いなあ・・・。
屏風等が置いてあり和の趣も感じます。駐車場側だけでなく反対側もガラス張りになっていて、どの場所も自然光が入ってくるのがまた良いですね。

ふかふかのソファーに腰を落ち着けてゆっくり過ごす・・・地元の方の普段使いはもちろん、那須観光の合間に利用するのにもぴったりです。
BGMはゆったりした音楽でした。
メニュー概要
基本的にスイーツとドリンクでの営業となっており、希少な会津産オニグルミを使ったスイーツと飲み物が楽しめます。卵や牛乳は那須産のものを使用しているそう。
メニューのほとんどはテイクアウトできるので、忙しい観光の合間にくるみアイスやドリンク等を購入できます。
火曜日のみ大内宿の「金太郎そば山本屋」から朝に打った蕎麦を運んでいるというくるみ蕎麦、土曜日のみ同じ那須の「ままごとや」のくるみいなりが楽しめます。
(人気のため事前の予約がおススメ。詳細はお店のSNS等でご確認を)

くるみを使ったアイス、プリンどちらも味わってみたいと思い選んだのがこのふたつ。フロートにすればアイスも味わえる! ということで。

くるみが粒状に入っていて、ナッティな味が存分に楽しめるアイス。
コーヒーと合わせてもなかなか良いですが、溶けてしまう前に大半を食べてしまいました。コーヒーもきりっとした苦味でおいしかった。

プリンはくるみの粒々がほとんど無く滑らかなタイプ。キャラメリゼされたくるみがトッピングされ食感のアクセントになります。
甘酒とてんさい糖を少々使っているそうで、優しい甘さがくるみの風味を引き立てるなあ。
別添の黒蜜は後半から使用しましたが、もう少し甘さが欲しい場合や味変にも良かったです。

私も大好きな那須で、天然クルミを中心とした会津のおいしいものが味わえるという素敵なお店でした。
このお店をきっかけに大内宿へと足を運んでくださるお客さんもいらっしゃるとのこと。那須と会津の架け橋になるという思いがお客さんに伝わっていて、素晴らしいですね!
私が幼少期を過ごした山の中の実家にもオニグルミの木がありまして、幼い頃に父と一緒にクルミを割って食べた懐かしい記憶を呼び起こしてくれました。
オニグルミは一般的なクルミより味が濃くておいしいんですよ~。ナッツがお好きな方は、ぜひ一度こちらで天然鬼ぐるみを味わってみてください。
店舗情報

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